座敷わらしの居た家
20年前まで住んでいた実家がまだ取り壊されずに残っています。
我が家から歩いて15分。散歩がてら、息子と様子を見に行きました。
↓↓↓いい感じに色あせてます。
この実家、霊感皆無の自分が小3のとき、座敷わらしに出会った由緒正しき家です。
今は親戚が畑だけ作ってる。
↓↓↓雑草にしか見えませんが、ウドです。
↓↓↓アスパラガス。
夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡(あと)…
いやいや、つわものじゃなくても、形あるものは人知れずさびれ、いずれ夢の跡となっていくのでしょうね。
この屋根↓↓↓ちょっとキケンね。
手前のイスは、親戚のおじさんが畑仕事の合間にタバコで一服するやつです。
ちょっと家の中をのぞいてみましょうか。
ふすまはもうボロボロ。廃屋ファン(いるのか?)垂涎の一枚。
かつて座敷わらしが走りぬけた廊下。
廃屋を出て、再び畑へ。
秋田フキ。人知れずおがってます(育ってます)。
息子「これ、でけ~~!」と驚いていました。
(「でけ~~」=「おおきい」です。みなさん、すらすら解読できているとは思いますが、念のため。)
↓↓↓大地に同化しつつあるタイヤ。
つぶれかけた小屋を接写。
小屋の中には、昔の木製スキーや千歯こき的な農具が無造作に放置。
この家、危険な状態になってきているので、近々取り壊すことも考えているよう…
でも、家をのぞくと、幼き頃の思い出がよみがえり、
我が血筋の歴史に思いをはせたりすることもできました…
息子は、自分が子供のころに読んだ色あせし『歴史の偉人マンガ』を廃屋から見つけ出し、自分の部屋にこもって読んでます…
また散歩にこよう…
おりしも、マルメロの花がいい香りを放っていました。