「八戸館鼻岸壁朝市」がスゴイ
週末、八戸市の館花岸壁朝市へ出かけてまいりました。朝6時前に到着しましたが、すでにご覧の人だかり。
朝市は毎週日曜日に開かれ、約800mの朝市ストリート両側に、約360店ものお店が並びます。
地物の海産物をはじめ、八百屋、パン屋、焼き鳥、履物、玩具、喫茶店…何でもアリ。
自分ももちろんですが、子ども達の目移りがスゴイ。「あ、焼きそば、食べる!」「メロンパン、うまそう!」「チョコバナナ、100円だよ!」…
お互いが関心のある屋台へ引き寄せられるので、迷子になりそう。
妻は、さっそく青森ヒバのまな板を購入。
インド人が作るナンが美味そうだったので、マトンカレーとチキンカレーを買う。
鍋物が旨いと評判の、その名も「なべ屋」さんで、八戸名物せんべい汁と馬肉鍋を所望。
せんべい汁は、せんべいがもっちもち、あっさり醤油味が身に沁みます。
子ども達はかき氷。
かき氷の上に綿あめのサービスって…そんなのあり?
ああ、これは昭和だ。肩の力がすぅーと抜けていくのであります。
自分は、平成より昭和なんだと、決定的に感じてしまった瞬間でありました。
朝市向かいの漁港スーパー。駄菓子の隣に草履が平然と売られている、そのおおらかさが嬉しい。
老若男女が集い
知らぬ者同士が笑顔を交わし、
両腕に一杯のビニール袋を抱え、
夜明け前から朝9時までの刹那を生きる。
カオスとエネルギー渦巻く場所で、しっかりとした重みのある、確かな元気をもらったひと時でありました。