七輪とタケノコ
青森は新緑の季節、七輪のシーズンがようやく到来!
物置の雪かきスコップの陰に、ひっそりとしまい込まれていた七輪を引っ張り出す。
わが七輪にも貫禄が出てきた。
風、少々つよし。されど火を眺め、ゆるやかな時を過ごしたいという誘惑、勝れり。
岩手の木炭に火をつける。
置き火になるまでの30分、実は一番好きな時間。
火を眺めたり、ビールを啜ったり、文庫本を斜め読んだり…
不惑にして辿り着いた無精者の極上の時間が、このささやかなる活動でありました。
本日は、産直スーパーで見つけたネガマリタケがメイン。このやさしい緑色!
火に寄ってきた子らには棒つきウインナーをあてがう。
君らはこれを食べておきなさい。食べたら、ほら、公園で遊んでおいで。
ネガマリタケはコリコリと楽しい食感、そして少々の春のエグミ。旨い。
これまた産直の県産アスパラ。太い。
隣に住む両親と叔父も参戦。(親爺の腹は見ないであげてください)
七輪を囲む、この距離感が、なんだかいいのであります。
近すぎず、遠すぎず、直に相手を見てもいいし、火に目を移すこともできる…
七輪会、今年もやっていきますよ♪