マッチの魅惑
昔、マッチ一本火事のもと、という標語があった。
マッチとマッチ箱には、それがあるだけで火をつけたくなる仕掛けがある。
電気のスイッチに似てる。
スイッチがあると押したくなりませんか?
スイッチは押してもたいした大事に至らないことが多い。
でも、マッチは下手をすると大事に至る。
冒頭の標語は、子供に向けたものだと思う。
火遊びしちゃいけんよ、と。
自己コントロールが必要な道具なのだ、マッチは。
自己コントロールが必要な道具や嗜好品は、今の世から消えつつある。
マッチ、刃物、たばこ、酒・・・
少なくともマッチは我が家にはない。
必要ないからだし、息子や娘にさわってもらっても困る。
でも、自分としてはほんとはほしい。
単純にマッチを擦って火を眺めたい。
あの一瞬の火の揺らめきがみたい。
ほとんどの人が怪しい嗜好だと思うんだろうが・・・。
でも、一部の人にとっては癒しの時間であるし、ストレス発散の時間となるかもしれない。
火の力は宗教になるほど強い。
人間以外に火を扱える動物は地球上には存在しない。
火と人間はとっても近しい関係なんじゃないだろうか。
などと、
ずらずらとつまらないことを書き殴ってしまいました。が・・・
要はちょっとマッチ擦って、火をおこしたいな、というだけの話でした。おしまい。